
上:タマネギ栽培圃場でブームスプレーヤにより農薬が円錐状に散布されている様子。
(井手洋一「ブームスプレーヤによる機械式農薬散布ではノズルの位置が効果を決める」 図1C)
中:稲穂の基部から吸汁するイネカメムシ成虫。
(岩橋祐太・内橋嘉一「再び増えてきた水稲害虫 「イネカメムシ」」 図2A)
下:チュウゴクアミガサハゴロモの成虫がイチジクの樹液を吸汁している様子。
(鈴木真裕・東條元昭「侵入害虫「チュウゴクアミガサハゴロモ」に注意!-その特徴と対策-」 図2A)
目次
<論文>
・侵入害虫「チュウゴクアミガサハゴロモ」に注意!-その特徴と対策-
・再び増えてきた水稲害虫 「イネカメムシ」
・ブームスプレーヤによる機械式農薬散布ではノズルの位置が効果を決める
・イノシシの侵入防止に高い効果を示すワイヤーメッシュを用いた「集落柵」と課題
・篤農家の技術!トマト青枯病は接ぎ木と太陽熱土壌消毒で発生を回避できる
・奥付
大阪公立大学大学院 農学研究科
鈴木 真裕
東條 元昭近年、外来昆虫のチュウゴクアミガサハゴロモ(Pochazia shantungensis;カメム...
兵庫県立農林水産技術総合センター
岩橋 祐太
内橋 嘉一農業害虫には、長年姿を消していた種が再び多発し、大きな問題となることがある。近年、全国的に問題となっているイネカメ...
佐賀県農業試験研究センター
井手 洋一タマネギの大規模栽培農家では、病害虫防除にあたって効率の良いブームスプレーヤが広く利用されている(図1)。ブームス...
千葉県農林総合研究センター
久保 周子
大谷 徹野生鳥獣による農作物被害(以下、鳥獣害)の対策は主に3つの柱で構成される。一つ目は鳥獣の捕獲(個体群管理)(1)、...
(一社)奈良県植物防疫協会
岡山 健夫春から夏の真っ赤に色づいたトマトは魅力的な果実である。冷えた果実の切り口からゼリーが溢れ、食べるたびに健康を実感す...