表紙(最新号)
上:カラスムギの穂。カラスムギは麦作で問題となる雑草で、多発圃場では収量や品質が低下する。
(大橋俊子「麦類難防除雑草カラスムギに対する耕種的防除からのアプローチ」 図1)
中:トマト黄化えそウイルス(TSWV)によるピーマン黄化えそ病の症状。葉にモザイクや凹凸が認められる。
(櫛間義幸「ピーマン栽培におけるウイルス病の発生生態とその対策」 図2A)
下:貯蔵中に発生したキウイフルーツ灰色かび病。
(生咲巖「キウイフルーツに発生するカビ(糸状菌)病の見分け方と効果的な防除方法」 図2C)
目次
<論文>
・ピーマン栽培におけるウイルス病の発生生態とその対策
・ミミズ堆肥による植物病害の軽減と予防 Ⅱ. ミミズ堆肥の植物病害の軽減効果
・キウイフルーツに発生するカビ(糸状菌)病の見分け方と効果的な防除方法
・麦類難防除雑草カラスムギに対する耕種的防除からのアプローチ
・都市農業のナシ栽培におけるナミハダニの対策 ~農薬散布から天敵を主軸とした防除への転換~
・施設キュウリに発生する病害虫の総合防除 ~線虫編 2.薬剤による防除対策~
・奥付
記事(最新号)
植物医師
櫛間 義幸ピーマン栽培ではしばしばウイルス病の発生が問題となる。適切な防除対策を講じるには的確に病原ウイルスの診断を行うこと...
大阪公立大学 農学研究科 東條 元昭
大阪公立大学 農学研究科 川澄 留佳
大阪公立大学 農学研究科 岸 春希ミミズ堆肥(vermicompost)はミミズの持つ有機物分解や土壌団粒化の作用を利用して非好熱的に作られる堆肥で...
発行者
植物医科学出版会 本会は一般社団法人日本植物医科学協会と国立大学法人東京大学植物医科学研究室と共同で運営されており、本ジャーナル(iPlant®, アイプラント)は、両者で共同刊行されるものです。
編集委員会
編集委員長:渡邊 健
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編集委員
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投稿細則
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- 冒頭にはタイトル、著者の所属と名前、本文の概要を記載する。本文は項目ごとに小見出しをつけることを推奨する。
- タイトルはできるだけ平易で、読者に内容が一目で分かり、魅力的なものを推奨する。
- 植物病の一般的な説明は必要だが、通常触れられない判断の目安やコツなどに主眼を置く。
- 動植物名はカタカナとする。植物病名は原則として日本有用植物病名目録(日本植物病理学会発行)に従う。病原微生物は「カビ(糸状菌)」、「バクテリア(細菌)」のように平易な表記とし、学名は菌名にふれる箇所(「症状」などの節)の末尾に括弧内に記載する。害虫の学名は記載しない。
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- 図表は基本としてオリジナルとするが、既報の文献からその旨記載のうえ転載しても良い。その場合は著者のものが好ましい。
- 本文で説明しきれない内容は引用文献として記述し、記載は本文の末尾に引用文献の項目を設け、本文での登場順に記載する。日本語の平易な文献が望ましい。
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