表紙(最新号)

上:ニンジン菌核病。症状が進むと白い綿状の菌糸を生じ、黒色鼠糞(ネズミのふん)状の菌核を形成する。
(米本謙悟「ニンジンのトンネルハウス栽培で発生する特徴的な病害について」 図2)
中:箱罠で捕獲されたイノシシ。わなを用いて捕獲するイノシシについては捕獲数が維持できるものの、銃猟によるシカ捕獲数の維持は困難な状況にある。
(片井祐介「ニホンジカやイノシシの個体数は捕獲強化によって管理できるのか?」 図4)
下:ベントグリーンに発生した炭疽病。乾燥害や薬害、肥料の散布ムラなどの生理障害のようにも見え、病徴なのか判別が難しい。
(佐藤政宏「シバの高品質化により顕在化した病害:炭疽病」 図1A-1)
目次
<論文>
・シバの高品質化により顕在化した病害:炭疽病
・耐病性品種の実力とは?ジャガイモ疫病での活用事例
・タケ材粉末で作ったミミズ堆肥で植物病害を軽減する
・ニンジンのトンネルハウス栽培で発生する特徴的な病害について
・ニホンジカやイノシシの個体数は捕獲強化によって管理できるのか?
・奥付
記事(最新号)
東京アグリビジネス(株)
佐藤 政宏シバ炭疽病は1990年代初頭から、多くのゴルフ場のベントグリーンで使用されている寒さに強い寒地型のベントグラスで見...
植物医師
栢森 美如ジャガイモ疫病は、カビに似てはいるが「卵菌」と呼ばれる全く異なる微生物によって起こることが証明された最初の植物病で...
発行者
植物医科学出版会 本会は一般社団法人日本植物医科学協会と国立大学法人東京大学植物医科学研究室と共同で運営されており、本ジャーナル(iPlant®, アイプラント)は、両者で共同刊行されるものです。
編集委員会
編集委員長:渡邊 健
編集副委員長:市川 和規
編集委員
企画委員
藤川 貴史 井手 洋一 石川 亮 岩舘 康哉 片井 祐介 黒木 修一
大橋 俊子 笹部 雄作 竪石 秀明 東條 元昭 德丸 晋虫 内橋 嘉一
投稿について
投稿規定
作成要領
- 投稿者は原則として日本植物医師会の会員に限る。ただし、共同著者の場合は、当該会員が責任著者となればその限りではない。
- 本誌の原稿は植物医科学に関連した内容とする。
- 原稿は和文とし、投稿規定ならびに投稿細則に従ったものに限る。
- 掲載にあたっては、編集委員会による査読がある。
- 本文は800〜2000字を目安とする。また、冒頭に本文の概要(「はじめに」にあたる)を数行で記載する。
- 本誌の読者対象は農業生産者である。従って、専門家向けの記述は避け、平易な記述にする。
- 流行の植物病、生産上の知識向上に役立つ内容、通常の書物・雑誌・ウェブページでは掲載されない貴重な情報が推奨される。
- 執筆料・投稿料は無償とする。
投稿細則
- 原稿はword(doc、docx)で作成する。図表は power pointやその他の画像ファイル(pdf、tiff、jpeg)で作成する。
- 原稿は原則として常用漢字および現代かなづかいを用いた口語体とする。また、基本的に「である調」に統一する。簡潔で平易な記述を推奨する。
- 冒頭にはタイトル、著者の所属と名前、本文の概要を記載する。本文は項目ごとに小見出しをつけることを推奨する。
- タイトルはできるだけ平易で、読者に内容が一目で分かり、魅力的なものを推奨する。
- 植物病の一般的な説明は必要だが、通常触れられない判断の目安やコツなどに主眼を置く。
- 動植物名はカタカナとする。植物病名は原則として日本有用植物病名目録(日本植物病理学会発行)に従う。病原微生物は「カビ(糸状菌)」、「バクテリア(細菌)」のように平易な表記とし、学名は菌名にふれる箇所(「症状」などの節)の末尾に括弧内に記載する。害虫の学名は記載しない。
- 図表の数に制限は設けないが、2〜10点(写真枚数は5〜40枚)を推奨する。
- 図表は基本としてオリジナルとするが、既報の文献からその旨記載のうえ転載しても良い。その場合は著者のものが好ましい。
- 本文で説明しきれない内容は引用文献として記述し、記載は本文の末尾に引用文献の項目を設け、本文での登場順に記載する。日本語の平易な文献が望ましい。
レター(短報)
- 本誌に掲載の論文に対するコメントや意見の投げかけ、日常の業務で発見したような短い情報、社会の出来事に対する意見などの内容とする。
- 前項の作成要領ならびに細則に従って作成する。ただし、図表はなくてもよい。
- 本文は200〜800字を目安とする。
著作権について
- 本誌に掲載している文書、図表などの情報に関する権利は、各国の著作権法、関連する条約等により保護されており、植物医科学出版会および原著作者に帰属します。私的利用その他法律によって認められる範囲を超えて、これらの情報を使用(複製、改変、転載、販売、出版など)することはできません。また、出典を明記のうえ図表等を使用される場合には、事前に当出版会にお問い合わせ頂きますようお願い致します。お問い合わせは、本サイトの問い合わせフォームにてお願い致します。