表紙(最新号)
上:斑点米カメムシ類の一種であるアカスジカスミカメ。玄米を加害(吸汁)して斑点米を引き起こす。
(新山徳光「水稲の斑点米とくさび米-その原因と対処法-」 図2)
中:カキ炭疽病の発病果実。
(杉村輝彦・岡山健夫「様々なカキ品種における炭疽病の発生状況」 図1B)
下:赤色防虫ネット。物理的防除法の一つで、アザミウマ類とコナジラミ類に対して侵入抑制効果がある。
(德丸晋虫「正しく上手に使って微小害虫をシャットアウト!〜赤色防虫ネット使用上の注意点〜」 図1)
目次
<論文>
・正しく上手に使って微小害虫をシャットアウト!〜赤色防虫ネット使用上の注意点〜
・水稲の斑点米とくさび米-その原因と対処法-
・イチゴ炭疽病菌の胞子は薬液散布でも飛散する
・様々なカキ品種における炭疽病の発生状況
・シバの高品質化により顕在化した病害:ダラースポット病
<レター>
・9月収穫のブロッコリーに発生した細菌病-花蕾腐敗病-
・奥付
記事(最新号)
京都府農林水産技術センター
德丸 晋虫近年、トマト、キュウリ、ネギなどの野菜生産現場では、アザミウマ類、コナジラミ類、ハモグリバエ類などの微小害虫が多発...
秋田県病害虫防除所
新山 徳光水稲は収穫されると乾燥、籾摺、調製後、通常は玄米で出荷され、農産物検査によって1等米、2等米などに格付けされる。2...
発行者
植物医科学出版会 本会は一般社団法人日本植物医科学協会と国立大学法人東京大学植物医科学研究室と共同で運営されており、本ジャーナル(iPlant®, アイプラント)は、両者で共同刊行されるものです。
編集委員会
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小俣 良介 大橋 俊子 笹部 雄作 竪石 秀明 東條 元昭 德丸 晋虫 内橋 嘉一
小俣 良介 大橋 俊子 笹部 雄作 竪石 秀明 東條 元昭 德丸 晋虫 内橋 嘉一
投稿について
投稿規定
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- 本誌の原稿は植物医科学に関連した内容とする。
- 原稿は和文とし、投稿規定ならびに投稿細則に従ったものに限る。
- 掲載にあたっては、編集委員会による査読がある。
- 本文は800〜2000字を目安とする。また、冒頭に本文の概要(「はじめに」にあたる)を数行で記載する。
- 本誌の読者対象は農業生産者である。従って、専門家向けの記述は避け、平易な記述にする。
- 流行の植物病、生産上の知識向上に役立つ内容、通常の書物・雑誌・ウェブページでは掲載されない貴重な情報が推奨される。
- 執筆料・投稿料は無償とする。
投稿細則
- 原稿はword(doc、docx)で作成する。図表は power pointやその他の画像ファイル(pdf、tiff、jpeg)で作成する。
- 原稿は原則として常用漢字および現代かなづかいを用いた口語体とする。また、基本的に「である調」に統一する。簡潔で平易な記述を推奨する。
- 冒頭にはタイトル、著者の所属と名前、本文の概要を記載する。本文は項目ごとに小見出しをつけることを推奨する。
- タイトルはできるだけ平易で、読者に内容が一目で分かり、魅力的なものを推奨する。
- 植物病の一般的な説明は必要だが、通常触れられない判断の目安やコツなどに主眼を置く。
- 動植物名はカタカナとする。植物病名は原則として日本有用植物病名目録(日本植物病理学会発行)に従う。病原微生物は「カビ(糸状菌)」、「バクテリア(細菌)」のように平易な表記とし、学名は菌名にふれる箇所(「症状」などの節)の末尾に括弧内に記載する。害虫の学名は記載しない。
- 図表の数に制限は設けないが、2〜10点(写真枚数は5〜40枚)を推奨する。
- 図表は基本としてオリジナルとするが、既報の文献からその旨記載のうえ転載しても良い。その場合は著者のものが好ましい。
- 本文で説明しきれない内容は引用文献として記述し、記載は本文の末尾に引用文献の項目を設け、本文での登場順に記載する。日本語の平易な文献が望ましい。
レター(短報)
- 本誌に掲載の論文に対するコメントや意見の投げかけ、日常の業務で発見したような短い情報、社会の出来事に対する意見などの内容とする。
- 前項の作成要領ならびに細則に従って作成する。ただし、図表はなくてもよい。
- 本文は200〜800字を目安とする。
著作権について
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