表紙(最新号)

上:ナラ枯れの二次的被害として腐朽菌の感染で倒木した木(コナラ)。
(笹部雄作「ナラ枯れの二次的被害とは?」 図1C)
中:アカオビアザミウマの幼虫。葉などで卵の状態で越冬し、春先に幼虫が孵化して活動を始める。
(藤原聡「海外で大きな被害を発生させているアザミウマの日本での生活様態:農業現場で問題となる恐れ!」 図1F)
下:大区画の水田での除草剤散布。水田内に入って散布する必要があり、手間や時間を要する。本報では、散布に手間のかからない軽量で水面に浮遊拡散する粒剤を紹介する。
(大平誠「省力型の除草剤を用いた水田雑草の効率的防除」 図4)
目次
<論文>
・ナラ枯れの二次的被害とは?
・ブドウの潜在的脅威「ブドウミタマバエ」
・光で防ぐバラの「うどんこ病」
・多雨条件の日本で効果的に温州ミカン黒点病を防除するには
・海外で大きな被害を発生させているアザミウマの日本での生活様態:農業現場で問題となる恐れ!
<レター>
・省力型の除草剤を用いた水田雑草の効率的防除
・奥付
記事(最新号)
黎相庭園/プラントツリー・リサーチ
笹部 雄作カシノナガキクイムシの食害によるナラ枯れ被害が全国的に広がっている。本州北端の青森県では2010年に始まったマツノ...
植物医師
小池 英彦*果樹は野菜と異なり大きな樹体を何十年も栽培し続ける必要があり、病害虫を駆除するため定期的に農薬を散布する必要がある...
発行者
植物医科学出版会 本会は一般社団法人日本植物医科学協会と国立大学法人東京大学植物医科学研究室と共同で運営されており、本ジャーナル(iPlant®, アイプラント)は、両者で共同刊行されるものです。
編集委員会
編集委員長:渡邊 健
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小俣 良介 大橋 俊子 笹部 雄作 竪石 秀明 東條 元昭 德丸 晋虫 内橋 嘉一
小俣 良介 大橋 俊子 笹部 雄作 竪石 秀明 東條 元昭 德丸 晋虫 内橋 嘉一
投稿について
投稿規定
作成要領
- 投稿者は原則として日本植物医師会の会員に限る。ただし、共同著者の場合は、当該会員が責任著者となればその限りではない。
- 本誌の原稿は植物医科学に関連した内容とする。
- 原稿は和文とし、投稿規定ならびに投稿細則に従ったものに限る。
- 掲載にあたっては、編集委員会による査読がある。
- 本文は800〜2000字を目安とする。また、冒頭に本文の概要(「はじめに」にあたる)を数行で記載する。
- 本誌の読者対象は農業生産者である。従って、専門家向けの記述は避け、平易な記述にする。
- 流行の植物病、生産上の知識向上に役立つ内容、通常の書物・雑誌・ウェブページでは掲載されない貴重な情報が推奨される。
- 執筆料・投稿料は無償とする。
投稿細則
- 原稿はword(doc、docx)で作成する。図表は power pointやその他の画像ファイル(pdf、tiff、jpeg)で作成する。
- 原稿は原則として常用漢字および現代かなづかいを用いた口語体とする。また、基本的に「である調」に統一する。簡潔で平易な記述を推奨する。
- 冒頭にはタイトル、著者の所属と名前、本文の概要を記載する。本文は項目ごとに小見出しをつけることを推奨する。
- タイトルはできるだけ平易で、読者に内容が一目で分かり、魅力的なものを推奨する。
- 植物病の一般的な説明は必要だが、通常触れられない判断の目安やコツなどに主眼を置く。
- 動植物名はカタカナとする。植物病名は原則として日本有用植物病名目録(日本植物病理学会発行)に従う。病原微生物は「カビ(糸状菌)」、「バクテリア(細菌)」のように平易な表記とし、学名は菌名にふれる箇所(「症状」などの節)の末尾に括弧内に記載する。害虫の学名は記載しない。
- 図表の数に制限は設けないが、2〜10点(写真枚数は5〜40枚)を推奨する。
- 図表は基本としてオリジナルとするが、既報の文献からその旨記載のうえ転載しても良い。その場合は著者のものが好ましい。
- 本文で説明しきれない内容は引用文献として記述し、記載は本文の末尾に引用文献の項目を設け、本文での登場順に記載する。日本語の平易な文献が望ましい。
レター(短報)
- 本誌に掲載の論文に対するコメントや意見の投げかけ、日常の業務で発見したような短い情報、社会の出来事に対する意見などの内容とする。
- 前項の作成要領ならびに細則に従って作成する。ただし、図表はなくてもよい。
- 本文は200〜800字を目安とする。
著作権について
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